1回5分でOK!出来たことに目を向けてみよう
連休明けの先週は寒かったり暑かったり、大きな地震があったり…と落ち着かなかったですね。
(地震のあった日は私も寝不足でした…)
今回のブログは以前書いたものを少し書き足したものです。
新しい学年が始まって約1カ月ですが、勉強で前向きになれるかもしれないコツのお話をしたいと思います。
どうしても人は、「欠けている部分」に目がいくものです。
例えばテストで90点を取ったら、「あと10点だったのにね」と出来ていないほうに注目してしまうのです。
(90点なんてすごいのに・・・)
出来ていないところに注目して、直そうとすることはもちろん大事なのですが、そればかりだと自分に自信のない人になってしまいそうです。
人が欠けているところに注目してしまうのは、実は脳の働きのせいだそうです。
視覚で欠けているところに目が行き、補おうとする働きが脳で起こるのです。
だから、欠点に目が行くのはとても自然なことだと言えます。
特に勉強は自分との戦いの連続。
出来ていないことに向き合い続ける必要があります。
でも、考えてみてください。
今やっている計算、3ヵ月前は解けましたか?
その漢字や英単語、半年前には書けましたか?
他人との比較ではなく、過去の自分と比較したら・・・気がつくはずです。
勉強を通して、成長や自信が感じられるということに。
というわけで生徒の皆さん、プリモの授業の最後に書いてもらっている「あれ」は、勉強を終える時に「今日の勉強を始める前より、何が出来るようになったかな?」と実感してもらいたいのが狙いなのです!
(保護者の皆様もぜひあのカードを見ながら、「●●が出来るようになったんだね」とお子様に声をかけてくださいね!)
その日に何が出来るようになったかを考えられるようになると、自信がつき自分の成長にも気がつきやすくなります。
何より「これができた!」と自己肯定感が上がります。
「今日は何を勉強したんだっけ?」と思い出す習慣をつければ、「あ、そうだ、今日は○○について勉強したんだった」と勉強したことを整理する機会にもなります。
出来たことが増えれば書くことも増えるし、毎回増えていく自分の「出来たこと」を見直せば、「こんなにたくさん出来ることが増えた」とうれしくなりそうですよね!
前向きになり自信を持てるチャンスが、勉強にはたくさんあるのです。
出来たことに目を向けて勉強していきましょう!
2023年05月14日 15:00