高校入試の英語長文読解を解くためのポイント
新松戸のプリモ個別指導塾です。そろそろ高校受験のための勉強も佳境にはいってきました。中学校では私立の単願・併願優遇をどこにするのかの三者面談がおこなわれ、そろそろ生徒たちも自分の受験校が絞られてきて勉強にも熱がはいりはじめる頃です。
高校の入試問題と学校の定期テストとの大きな違いに英語の長文読解があります。学校の定期テストで好成績をおさめていた子も、長文読解になると正解できなかったり、一番よく聞かれるのが「最後までできなかった」という声です。つまり問題を解くスピードが遅いのです。今回は英語の長文読解を解くためのポイントをご紹介します。
長文読解問題を解く上でのポイント
高校入試の英語はスピードが命です。そのために「フレーズリーディング」を取り入れる事を私はおススメしています。この方法は英語の文型である5文型の区切りや前置詞の手前などをポイントに長い英文を意味の塊ごとに切り分けて読んでいく方法です。これを取り入れるだけで読み手の視線は左から右にだけ動くようになり、格段に読み進めるスピードが速くなります。
また実際問題を解いている際に気をつけたいポイントをご紹介します。
わからない単語は「気にしない」
いくら単語力をつけても、長文の中にわからない単語は出てきてしまいます。それをどうするか?結論から言うと「気にしない」事です。気にして意味を考えようとその場で止まっていると、時間が間違いなく足りなくなります。またわからない単語も後の文を読み進める事によってその意味が推測出来る事が多いのです。
答えは近くにある
高校入試に出題される長文は、日本語に訳してみると単純な文章である事がわかります。ですから問題の解答を導き出す時に、問われている部分からかなり離れたところに答えがあるというケースは稀です。質問となっている文、単語から前後3行に答えはあると思ってほぼ間違いありません。特に前3行は要チェックです。文章全体を探すよりも、上記の範囲に集中して答えを探しましょう。
特別編 英語は大の苦手な人用
もう単語も全然わからないし、長文なんて手も足も出ません。という人向けの攻略法です。そんな人もぜひ入試まで頑張ってくださいね。まず答えがアからエの選択になっていて、しかも英語で書かれているものは正解できる可能性大です。
- まず選択肢になっている英文をア〜エまでじっくり見る
- 本文を見ながら選択肢と似ている文を探す
- 同じ単語がいくつ使われているか確認
- 一番使われている単語数の多い選択肢と本文の該当する文との整合性(両方とも肯定文または否定文か否か)を確認し、同じであればそれを正解とする
この方法は単語探しみたいなことなので、問題が少しひねってあれば不正解になってしまう方法です。あくまで最終手段というこで理解しておいてください。