成績が劇的に変わるノートの書き方
新松戸のプリモ個別指導塾です。勉強法は数多くありますが、ノートの書き方というのはとても重要です。あなたは自分のノートについて深く考えたことがありますか?「ノートを書く」という事をあなたはどう考えているでしょうか?もしもあなたにとってノートがチラシの裏側でも代用できるような、問題の答えを書くためのもの、英単語や漢字を覚えるために書くものだとしたら、あなたはとても損をしています。実際に中学生が作るノートを見るとこんなノートがほぼ100%です。だから皆さんは勉強に苦しむ事になるのです。
ノートは自分の考えを整理する場所
ノートは、「他人が言ったり、書いたりしたことを記録するものであり、それを自分はどう考えていくかの経緯を書いたり、最終的にはどう自分の考えがまとまったかを明確にしていくもの」です。ノートの書き方が重要な事は、あらゆるところから『ノート術』というものが出されていることからもわかります。
ひとつの例をあげると、アメリカのコーネル大学の教授が学生のために考案した「コーネル・メソッド」があります。この方法は簡潔に説明するとノート1ページを上下2分割、さらに分割した上の部分を左右2分割して、上段には授業時の内容を右半分に、復習時に左側に自分の考え、質問を記入、下段に最終的なその授業のまとめを書いていくという方法です。
このノート術からもわかるように、授業内容を書くだけがノートではなく、授業で学習した内容についての自分の考え、質問、最終的なまとめを書き、自分の勉強の記録にしていくものがノートなのです。
もしもあなたにこんなノートが全授業分あったとしたら、定期テスト前の勉強などかなり余裕が持てるのではないでしょうか。
まずはノートの書き方を少しずつ変えてみよう
ノートの書き方で勉強の成果は劇的に変わります。今までのようにわかっている事を何度も勉強し直していたり、わからないところがわからないままになってしまったりという効率の悪い勉強をしなくて済んでしまいます。=短時間で学習効果が出るのです。
とはいえ、ご紹介した「コーネル・メソッド」をすぐに取り入れても、中学生の皆さんはまだ出来るスキルがないと思います。まずは初歩的なノートの書き方を次回ご紹介します。これだけでもあなたの成績は劇的に変わります。