新中1必見!中学生になる前にやっておくべき事
新松戸のプリモ個別指導塾 塾長の石垣です。
もうすぐ2学期も終わり。小学6年生は来年になればすぐに卒業をむかえ、中学校へ進学することになります。
6年生の場合、学校の勉強の方は2学期でもうほとんど終了といった感じです。でもあと数ヶ月の小学校生活が中学校3年間を大きく左右します。この数ヶ月をどのように過ごしたらよいのか、ご紹介します。
中学校の予習をしっかりと
結論から言うと、中学生になるまでの間、英語・数学の中学校での学習を先取りして学習することをお勧めします。
「中学校になってからがんばれば…。」
は遅すぎます。なぜなら中学生になってから頑張ることはほぼ不可能なのです。中学生になったお子さんが勉強を頑張れないのにはいくつか理由があります。
小学校と全く違う環境に慣れない
当たり前ですが、中学生になるとすべての環境が変わります。先生・友達・学校の時間全てが変わるので、お子さんはその環境に慣れるまで勉強に集中できません。
体力が続かない
1でご紹介した環境に慣れはじめるのは5月GW明けぐらいだと思います。でも実はGW明は、部活動に本入部する時期でもあります。体育系の部活に入るお子さんは部活動の練習に耐えられるだけの体力がまだありません。帰ってくるとすぐに寝てしまうことも。だからそこに集中して勉強というような余力は残りません。加えて一部中学校は5月に体育祭を実施するところもありますので、お子さんの体力が持ちません。
最初のテストで失敗すると痛手を受ける
個人差もありますが、部活動に体力的に追いつくのは夏休み明けぐらいの子が多いと思います。つまり1学期(前期夏休みまで)は勉強が手につかない状況になります。そんな中行われる定期テストで失敗をすると、お子さんは大きな痛手を被ります。どんなお子さんでも、この環境が一変することで自分もリセットしたいと考えているのです。仮に小学校の時、勉強ができなかったお子さんでも中学生になったら勉強ができるようになりたいと思っているのです。これが最初の定期テストで低い順位を取ってしまうと、「やっぱりだめだった」となってしまい、勉強に対してやる気を失いやすいのです。
今が取り組むチャンス
ではどのように良いスタートダッシュをかけさせるかということですが、今が最大のチャンスなのです。学校の学習はほぼ終了していて、お子さんも余力が残っています。小学6年生の冬から徐々に中学の勉強を始め、中学に上がるまでに、
英語:アルファベット・単語・be動詞
数学:正負の数の加法・減法
までは学習して中学生になりましょう。ここまでやっておけばお子さんが中学校生活に慣れ、自分の勉強のペースを取り戻す時期までの学習内容を一通りやったことになりますので、慣れるまでの間、少しアドバンテージが取れていますから、お子さんも余裕を持つことができます。