高校入試は中学1年生で決まる
新松戸のプリモ個別指導塾 塾長の石垣です。
公立高校入試もあとは後期日程のみ。最後の追い込みに入る時期が来ました。
志望校合格にあと一歩の人、まだまだ頑張りが必要な人、いずれも不安に打ち勝ちながら頑張ってください。
その努力はきっと報われます。
今年度の高校入試が終わると3月。当塾では新年度が始まります。
新中学1年生は、新たなスタート!みんなにエールを送る意味でこのブログを書きます。
高校入試の合否は中学1年生で決まる!?
毎年のことですけれど、入試間近になると中学3年生の中には、
「中1・2年の時、もっと勉強しておけばよかった」と言う子がよくいます。
なぜこの子たちが勉強をしておけばよかったと感じるかというと、彼等が解いている問題がそう感じさせるのです。
この時期になると、受験生は志望校の過去問を多く解くようになります。公立高校の場合、入試問題は中1に配当されている分野がおよそ30%、中2のものが30%、中3のものが40%程度の構成になってます。中1・2年配当が6割を占めているわけです。その6割を学習した期間に自分は遊んでしまっていたので、中3の今になって苦労しなければならないと感じたのです。
中1・中2でも公立高校に合格できる
公立高校入試の場合、中1・中2での学習内容さえしっかり理解できていれば、およそ60点、5科で300点を取ることができます。
もちろん中3の内容も含めた複合問題というのがありますので、そう簡単にはいかないのですが…。
松戸・柏地域の公立高校の合格点を見てください。
松戸高校(普)290 小金高校395 松戸国際高校347 松戸六実高校311 松戸向陽高校(普)220 松戸馬橋高校241 東葛飾高校444 柏高校(普)409 柏南高校367 柏陵高校290 柏の葉高校(普)340 柏中央高校347
※「高校入試ドットネット」参照
5科で300点を取れるということがどれだけの選択肢を持てるかこれを見るとわかります。
中学の勉強に「あとから何とかなる」はない
中学校の学習内容は、「ゆとり教育」が終わり圧倒的に増えています。
3年間の学習内容の50%がわからない状態であると、中学3年生秋からの「受験期」にそれを総復習して理解をするというのは無理です。
ご存じかと思いますが、集団形式の学習塾では、夏休みの間で3年間の総まとめを終わらせてしまいます。上位グループのクラスになると、夏休みから志望校の対策が始まっています。
ですから中学3年生の夏、部活も終わり、それから受験体制というスケジュールは他の人と比べると大きく遅れをとっていて無謀だということです。
高校入試は中1でがんばる人が勝つ!
あなたの高校受験をスムーズに合格までいかせるためには、中学1年生がポイントになります。
中学1年で学習する内容は、中学での勉強の基礎になります。ここの分野がわかっていれば、中学2年で学習する内容も比較的ラクに理解することができるのです。特に理解科目である英語・数学の中1単元は理解マストです。
中1は学校の環境に慣れてしまいさえすれば、部活動と勉強を両立させやすい学年です。これが中2になると夏以降、部活動で主力の学年となり、ほとんどの人が部活動に傾斜していき、勉強がおろそかになっていきます。
高校受験なんてまだまだと思わず、「最初に苦労すればあとが楽になる」でいきましょう。