勉強の時の眠気に打ち勝つ方法
最近、暖かな日が続きますね。ニュースでは桜の開花が報じられて、春本番といったカンジです。
さて、『春眠暁を覚えず』で、春はとても眠くなる季節でもあります。
なので、今回は勉強するときに眠気に勝つ方法をご紹介!
眠気の原因はアナタの姿勢だ
こんな絵を見たことがありませんか?
人は進化の途中で脳を大きくして来ました。脳が重くなった事で四つ足歩行ではバランスが取りにくくなってしまい、重い脳の重さを身体で一番大きな腰の骨で支える二足歩行へと変えていったのです。大きくなった脳を動かすためにはたくさんの酸素と糖分が必要です。その量は1日に私たちが必要とする酸素・糖分の70%は脳で消費すると言われています。大きくなった脳は燃費が悪いのです。
酸素も糖分も血液によって脳に運ばれてます。脳へ血液を運ぶ一番太い血管は首の両側の側面よりやや内側を通っています。下のような姿勢をアナタはしていませんか?
このような姿勢で勉強しているとその血管を押し潰している事になります。つまり脳が活発に動くために必要な酸素と糖分が届きにくくなっているのです。
脳が充分に動かない状態で勉強をしても、効率が悪く、さらに動かない脳が眠気をアナタに運んできてしまうのです。脳の拡大で二足歩行を選択した我々にとって、脳が活性化するのは直立しているときなのです。
姿勢を正して勉強して眠気解消・効率アップ
はるか昔、小学校の先生から「はい、姿勢を正して。背すじを伸ばす。」って言われませんでしたか?小学校の先生が意図していたかは別として、科学的にこれは大正解なのです。
勉強する度に、疲れていないのに眠くなってしまう人は、姿勢が悪いのかもしれません。
イスに深く座り、イスの背もたれに適度に背中が付くぐらい背筋を伸ばして勉強してみましょう。
眠気から解放されるかもしれません。