新松戸の塾!プリモが教える自己最高点が取れる数学のテスト勉強法
1.教科書の例題の理解
2.問題演習(教科書の例題の下に載っている問題・学校の課題ワークの問題)
3.まとめ問題・応用問題の演習
1.教科書の例題の理解
数学のテスト勉強というと「とにかく問題をたくさん解く」だと思われがちですが、まずは教科書に載っている例題を理解しましょう。これをしないで問題演習をしようとすると、結局「わからない→答えを赤で写す」で終わる可能性があり、自分の力で解くことができず勉強になりません。
教科書の例題には計算の途中式や詳しい解説が載っています。計算の途中式なら1行ごとに答えに近づいているわけですが、その行ごとで何をしているのかを追っていきましょう。教科書の解説もじっくり読めば必ず解けるように作られていますので、まずは教科書の例題を理解しましょう。
2.問題演習(教科書の例題の下に載っている問題・学校の課題ワークの問題)
教科書の例題が理解出来たら、例題の下に載っている問題を例題と同じように解いていきましょう。大体の問題は例題で出てきた数字が変わっただけのものがほとんどです。
教科書の問題を解くことができれば、学校の課題ワークの問題も同様に問題の数字が変わっただけなので、わからない問題が出てきて止まってしまうことはあまりなくなります。
学校の課題ワークをすすめる際は、自分の目標点数に応じてどの問題までできるようにするかを決めます。
学校の課題ワークによって呼び方は異なりますが、「基本問題」「標準問題」「応用問題」のように問題の難易度が分かれているので、
目標点数が30点(数学が苦手な人)→A問題(基本問題)まで
目標点数が60点(何とか平均点は取りたい人)→B問題(標準問題)まで
目標点数が80点以上(上位を目指す人)→C問題(応用問題)まで
を目安にします。
学校の課題ワークは全ページ解く必要があるので、目標が30点の人も60点の人も全問取り組まなければいけませんが、それぞれの目標(「A問題まで」「B問題まで」「C問題まで」)を9割以上できるようになるまで、繰り返し問題演習をしましょう。
ただし、「解くだけ」→「丸付けするだけ」→「赤で直すだけ」で終わってはダメです!
特に間違えてしまった問題はどこで間違えてしまったか解説を読んで確認し、必ず解き直しをしましょう。
自主学習ノートの提出がある人は、そのノートに解き直しをやるとよいですね。
これをしっかり行えば、それぞれの目標点数に近づけるはずです。
問題を解いていると、全ての問題が例題と同じとは限らないので、例題を理解したとしてもわからない問題も出てくると思います。わからない問題をいつまでも考えるのではなく、いったん飛ばして解説を読んで理解してからもう一度解くようにしましょう。解説を読んでもわからないときは、ふせんを貼ったり問題に印をつけておき、学校の先生や塾の先生に質問するようにしましょう。
3.まとめ問題・応用問題の演習
一通りの単元の確認ができたら、まとめ問題を解いていきましょう。
単元ごとの問題ばかり解いていると、同じような問題が並んでいるので「次もきっとこんなふうに解けばいいのかな?」と予測がついてしまいます。まとめ問題は数~数十ページの問題がランダムに並んでいるので、頭の中に入っている知識の中から「どの知識を使うのかな?」と取り出す練習になります。本番の定期テストも何がどんな順番で並んでいるのかはわかりませんので、テストのつもりでまとめ問題に取り組みましょう。
応用問題は「基本問題が2つ以上組み合わせられたもの」であることが多いので、やはり基本問題を9割以上解けることが必要になります。応用問題は初めて見る問題になりますが、解ける問題を増やすためには応用問題を2回以上繰り返し解くと、応用力がついてきます。
上位を目指す人は応用問題の解き直しを必ず行い、数学が苦手な人・平均点を目指す人は応用問題の中で出来そうな問題があれば解き直しを行いましょう。
数学のテスト勉強で気をつけたいこと
数学が苦手な人の多くは計算ミスが多い傾向があります。ただ、この計算ミスを「計算ミス」や「ケアレスミス」で片づけ、「次から気をつけよう!」だけでは計算ミスは減りません。
自分の計算ミスの傾向、つかめていますか?
「正負の計算ミスが多い」「符号ミスが多い」「分数の約分ミスが多い」…など、まずは自分がやってしまいがちなミスの傾向をつかみましょう。
そして、計算ミスを防ぐには
①普段から速く正確に解く練習をする②途中式を省略しないで書く③見直しをする(②の途中式を書かないと見直しできません)
この3つを意識するようにしましょう。
2021年05月17日 15:02