定期テストで好結果を出すための勉強法
定期テストで好結果を出すための勉強法
定期テストでなぜ結果が出ないのか?
「勉強時間が足りなかった」
「理解できていないから」
と考えているキミは危険。次のテストでも結果は逆の方向へいってしまうでしょう。
キミが結果が出せないのは勉強の方法が間違っているのです。
勉強の方法が間違っていて、テストに必要なことを「覚えていない」からなのです。
まずは勉強の考え方を「理解する」→「覚える」に切り替えましょう。
覚えられない勉強ワースト3
結果が出たらまず振り返り=反省から。テスト前にこんな勉強はしてはいけないというワースト3です。思い当たっていませんか?
教科書や答えを見ながら、学校のワークをやるパターン
テストの時、提出物となる学校のワーク。
学校の先生はテスト勉強の一環としてワークをやりなさいということ。
でも学校のワークをやる時に教科書を見ながらやっても何も覚えません。
人は「これ、なんだっけなあ・・・、これだ!」というアハ体験で記憶が定着します。
教科書を見ながら問題を解いていくことは一見、勉強している感じですが、実はあまり勉強になってないのです。
特に教科書を見ながらやるとそれだけで時間がかかります。
わからなかったらその問題をパスして解答を見た方が余程効果的です。(このやり方は前提条件があります。それは後ほど)
学校の提出物を終わらせる、以上。のパターン
こういう人多いのではないでしょうか。
学校でテストの範囲表が配られてから学校のワークに取り組む人はたいてい、テストまでの間提出物に追われます。
そして、1で書いたようなやり方でワークの問題をひと通りやって、「テスト勉強終了!」
これでは良い結果は間違いなく出ません!
定期テストの範囲はそもそも、前回のテスト後から学習した内容です。
「範囲表出るまで、テスト範囲わからないじゃないですか〜」は言い訳になりません。
1週間の区切りぐらいで良いので、学校で学習した範囲のワークは終わらせておきましょう。
一生懸命理解しようと勉強したけど、全部終わらなかったパターン
まずは「理解」だと思い、テスト範囲の学習内容の教科書や参考書を読んだり、ノートにまとめたりする。
これに勉強時間のほとんどを費やす。
テスト範囲全てを網羅できれば良いのですが、このパターンで勉強する人に限って「全部終わらなかった」ということが起き撃沈です。
定期テスト前の正しい勉強法
先ほども書いたようにテスト勉強で大事なのは、「覚えること」です。つまり覚えることに集中すれば良いわけです。
覚えていれば定期テストの問題は解けます。なぜなら全部とは言いませんが定期テストには学校のワークや配られたプリントから問題が出ているわけです。
その問題の答えがなぜそうなるのかという「理解」がなくても、正解できるということです。
そんな問題さえ、正解できないキミの勉強法は変える必要ありです。
覚える勉強法
覚えることは単純です。
例えばこの質問に答えられますか?
「1ヶ月前、あなたは夕食に何を食べましたか?」
この質問に答えられる人は多くはいないと思います。なぜなら、普通私たちは毎日違ったメニューの食事をしているからです。だから1ヶ月前に何を食べたかは覚えていない。
しかし、現実的にはあり得ませんが毎晩のようにハンバーグを食べていたとしたら
「はんば〜〜ぐ」
と即座に答えられるはずです。私は「ハンバーグ理論」(笑)と勝手に呼んでます。
つまり同じ事を繰り返しやれば、人は覚えられるという事です。
テスト勉強に置き換えてみましょう。
テスト勉強において学校のワークは無敵です。(ワークの問題は簡単すぎるという方は他の問題集、但し1冊に絞りましょう)
他の教材を手を変え、品を変え、やってはいけません。ハンバーグ以外に食べてはいけません。
そしてここからが大事!
覚えるまで、何回でも繰り返すことです。(1ヶ月前にハンバーグを食べて、その後夕食を全く食べてなくても1ヶ月前ですから忘れてしまいますよね)
何度も繰り返すためには時間が必要です。
前述した教科書を見てやってはいけないが、解答を見てやっても良いと言ったのはそのためです。
覚える勉強法で大事なのは、何回も繰り返すのを全て「テスト形式で行うこと」です。
○何も見ないで問題を解く
○わからなかったら空欄で良い
○解答を見て答え合わせ
これを繰り返していきます。問題を解きながら解答を見て答えを書くのは絶対ダメです。
テスト形式でやることによって、これも前述したアハ体験が脳内で起こります。これで記憶されていくのです。
勉強の黄金比率
この勉強法を紹介するとこういう声も聞かれます。
「やろうとしても全くわからないからできな〜い」です。
もちろんある程度のベースは必要です。「理解」することもある程度は必要になります。事前に覚えたり、理解するために学習したことをノートにまとめたりする勉強はある程度必要になります。しかしこのような類いの勉強は時間がかかる割にはなかなか進めません。だから時間を取られ、結局覚える勉強ができなくなる。
テストで結果を出すには2つの事を勉強でしなければなりません。「インプット」と「アウトプット」です。ご紹介している覚える勉強法は「アウトプットしながらインプット」していくことになります。しかし、全くわからなければやる気もおきませんので事前の「インプット」は必要でしょう。
勉強には黄金比率というのがあり「インプット3:7アウトプット」と言われています。1時間の勉強時間であれば、およそ20分程度を「インプット」40分程度を「アウトプット」する勉強をしたほうが良いということです。この比率を覚えておいて「インプット」だけの勉強にならないように気をつけましょう。
定期テストで好得点を取る意味を考えよう
覚える勉強法は退屈です。何度も解いた問題をまた解いていく、覚えるまで、覚えるまで・・・。
だからこそ、目的が必要になります。
「次回の定期テストで何点取りたい?」
と聞くと、100%の子が良い点が取りたいと言います。でも「なぜ?」と聞くと言葉に詰まるのです。
「悪い点数だと親に怒られるから。」という理由ではモチベーションが続きません。
怒られなければ勉強しないという理由も成り立ちます。
高校受験で不利になるとかそんな事ではなく、もっと勉強を通じてなりたい自分、実現させたい未来を本気で考えてみましょう。
そこに間違いはありません。どう考えようとも責められる事もありません。あなた自身のこと、あなたのための未来ですから・・・。
本気で考え、そこに定期テストでの好結果が必要だと感じた時、あなたの定期テストの成功はすぐ近くに来ています。