【緊急】定期テストの成績を分けるのは“⚪︎⚪︎⚪︎”の読み方

塾長の石垣です。
いま小金中の生徒たちは、2学期中間テストに向けて“限界突破”の真っ最中です(つまりテスト対策ですね)。
定期テスト対策では誰もが良い結果を出したいと思って参加してくれているはずですが、限界突破もあと4日間。
できることは限られています。
そこで今回、生徒のみなさんを見ていて「ここが足りない」と感じた点を伝えておきます。
テスト範囲表をちゃんと読んでいる?
はっきり言います。
定期テストの結果を左右するのは、事前の準備と「何のために勉強するのか」という目的をはっきりさせて取り組むことに尽きます。
その学習の指針となるのが、学校から配られる
「範囲表」です。
しかし、多くの生徒が“提出物の欄だけ見て、あとは読まずに放置”しているように思います。
実は「範囲表」には、得点アップのヒントがたくさん書かれています。
それを読まないからこそ、取りこぼしが出て成績不振につながるのです。
たとえば今回の範囲表にはこんなことが書いてあります。
- 中1国語:「夏休み明け漢字50問テストの中から出題」
→ 苦手な人でも得点源にできるチャンス。漢字ワークの指定箇所も要確認。 - 中1数学:「教科書とワークから多く出題」
→ 教科書とワークを反復すれば高得点が狙える。 - 中2国語:「歴史的かな遣いに注意」
→ 古典分野では必ず出題。現代仮名遣いへの直し方を暗記すれば得点可。
文法は「敬語を中心に」。指定の「すら文」を反復練習。 - 中2社会:「夏休みの宿題・地理歴史50問プリントから出題形式を変えて10問」
→ プリントを持参し、反復必須。
「都道府県の位置・自然環境・グラフの読み取り等の基本技能」も範囲。 - 中3社会:「授業中に配布した時事問題プリントから5問(10点分)」
→ やらない手はない。必ず解いておくこと。 - 中3数学:「教科書・ワーク・単元テスト2回分をマイマスで反復」
→ わざわざ“単元テスト2回分”と明記。出題は確実。
こうして見れば、「範囲表を読んでいるかどうか」で大きな差がつくのは明らかです。
しかも、私がこうして書く前から、しっかり範囲表を読み、必要な教材やプリントを自ら持ち込んで勉強している生徒もいます。
私たちが範囲表の内容を伝えることはできます(実際伝えています)。
しかしそれを聞いてから翌日に持ってきて勉強するのでは、どうしても時間ロスが生じます。
範囲表を先に読んでいる子は、その分1日早く取りかかれるのです。
この週末、再度範囲表をよく読んで、必要なものは揃えて、この週末の勉強。
月曜日からの限界突破に備えてください。
では、また。