新松戸のプリモ個別指導塾|塾長日記|自立型個別指導を選んだ理由
今日は日曜日。
朝は一番に我が家の猫くんを病院へ。
みんな日曜日でもテスト勉強してるかなー?
特に中3は中学で受ける定期テストも実質あと2回。学年末テストはもう内申決まった後ですからね。
1点でも多く内申点が取れるように最後まで粘っていこう。
昼は変わらず、我が家は外食。この後家に帰ってから授業報告やホームページを修正しなければならないのでガッツリ焼肉定食です。
今日はなぜプリモ個別指導塾を「自立型個別指導」にしたのか。
その経緯を書こうと思います。
私は高校の時、高校3年間をアメリカで過ごしました。アメリカで過ごした時の話はいずれまた。
高校が終わる頃、進路をどうするか考えた時、当時は日本円が変動相場制に移行した直後、1ドル300円近い時代(歳がバレますね)。
18歳の私は「これ以上は迷惑かけられない」と考え日本の大学に進むことを決意しました。
(他にも外国人の彼女ができないなど理由はあったのですが(笑))
帰国してから大学受験の準備。一度は予備校に入ったのですが、日本の高校教育を受けていない私にとっては授業を聞いても「はあ?」という感じ。
1ヶ月で予備校を辞めました(現実には2週間ほどしか行きませんでした。後は親にウソをついて遊んでました。天国のお父さんスイマセン)。
そして独学を選択しました。
私はスモールステップとか段階を追ってみたいな回りくどいことが嫌いなので、志望校の赤本を書店で購入。
過去問を解く(最初は全く解けませんでした)
間違えた問題の解説を読む
解説を読んでわからない箇所を簡単に書かれた参考書で調べる
自分で納得したら日を空けてもう一度解く
という勉強をし、合格を勝ち取りました。
独学で勉強できたのも、遡れば小学生の時にあると思っています。
私は小学生の時、中学受験を経験しました。当時、今のように塾がそこら中にある訳ではなかったので、週3日は家庭教師。土日は東京まで電車に乗って塾通いを3年間続けました。散々な結末の中学受験でしたが、その時に身につけた勉強のやり方とアメリカで誰にも教えられず英語を身につけなければならなかった環境が大学受験で活きたのだと思います。
私は会社員の頃、個別指導塾の教室長を長年していましたが、授業ではできるけど、家に帰るとできない。テストでできない子が多いのです。
確かに人に教わると「なるほどね」的な「わかった感」が得られます。子どもも「わかりやすい」と感想を言うのですが、教わっても腑に落ちていない、つまり自分のモノになっていないから一人になるとできないわけです。そしてそういう子に限って、また講師に教わろうとする。これ完全に「教わること」依存症です。このサイクルでは絶対にできるようになりません。
自学自習。このやり方を身につける事が子どもたちにとって将来の糧になると思っています。当塾に通う生徒たちにはこの「自己解決力」を身につけてほしい。そう思って自立型個別指導を選択しました。
プリモを卒業する時には、自分に課せられた課題を自分の力で解決できる人になってほしいと思っています。