新松戸|プリモ個別指導塾|塾長日記|小学生だからできること
新松戸・南流山の進学塾 プリモ個別指導塾 塾長の石垣です。
天気予報で聞いていましたが、昨日、今日は寒いですね。
昨日で3週間のテスト対策「限界突破週間」が終わりました。
生徒のみんな!ご苦労さま。毎日お子さんを通塾させていただいた保護者の方もお疲れさまでした。
感謝です!
すでに小金中学校の生徒たちの結果がぼちぼち返ってきています。
結果は全部が揃ったら、HPやLINEで保護者の方にはお知らせいたします。
中学生が定期テストも終わったので、今日は小学生について。
中学生を教えていると、小学生の時の過ごし方がとても大切だと身に染みるのです。
小学生は基本的に勉強において結果で判断されることがないです。
小学生をもつ保護者の方は自分の子どもが本当に勉強ができているのかがわかりませんよね。
多くの中学生で勉強に困っている子は小学生でも困っていたかというとそうではありません。
「小学生の間はできていたのに・・・」
ってみなさん言います。
ではなぜ中学生になるとできなくなるのか?その辺について深掘りしていこうと思います。
よく小学生を持つお母さんが
「まだ小学生だから、勉強、勉強って言わなくても」とか
「学校の宿題はちゃんとやってます」というようなお話を聞きます。
でも考えてみてください。
例えば小学校からどんな宿題が出ていますか?
国語だったら漢字ドリルが多いですよね。漢字を何回も書くというような宿題。算数なら計算ドリルでしょうか。
これって勉強でしょうか?
私はこれらを作業と呼んでいます。
漢字を何回も書く。すでにやり方を知っている計算を何問も解く。
これは勉強ではありません。
覚えることも大事だし、やり方を定着させることも大事。でもこれは勉強ではありません。
なぜなら頭使ってないですよね。
わからないことをわかるようにすること。これが勉強です。
わからないことを教科書や参考書を見て「これかあ!」とか「そういうことね」って思えることが勉強の成果だと思います。
お子さんは小さい頃「これなあに。」「これってなんで?」って聞いてきましたよね。その頃、お子さんはあらゆることに興味を持って勉強していたわけです。
それが小学校に入ると「作業」を勉強だと思い始めるのです。
お子さんはそういうものを言われた通りにやって、勉強をしている「ふり」をしています。
宿題もちゃんとやっている。学校のテストでも80点ぐらいはとってくる。
でも彼らのテストの結果はどれだけ作業をしたかの結果でしかありません。
そして本来の勉強、つまりわからないことをわかるようにすることを知らないままに中学生になっていく。
すると途端に勉強ができなくなってしまうわけです。
誰かに教わるまで待つ受動的な学習しかできなくなってしまうのです。
「えーだって、習ってないし〜」この言葉をお子さんが言い始めたら、危険信号です。
勉強って習ったことを覚えていることが勉強じゃないはず。
わからないことをわかるために読む、調べる、答えを出す。
これが勉強の本質です。
以前にも書きましたが、中学生になるともうすでに義務教育を3分の2こなしてきたベテラン選手です。
「キミのやっていること、勉強じゃないよ」
って諭しても、変えることはとても難しい。
小学生のうちは結果が求められることがありません。
だからこそ、目先に捉われることなく本来の勉強をする。
これが小学生のうちに本当にやっておかなければならないことです。
だからプリモ個別指導塾では、小学生に「飛び級授業」をしています。
生徒の状況によって変化させてはいますが、基本的には学校の復習ではなく、完全先取りです。今までに学習したことのないことを、塾のテキストや学校の教科書を読み、調べ、理解する。本来の勉強を塾でやってもらっています。
ご興味のある方はこちら▶︎ プリモの小学生コース
ではまた。