新松戸・南流山のプリモ個別指導塾|受験で勉強以上に大切なこと!|塾長日記
新松戸、南流山の進学塾、プリモ個別指導塾 塾長の石垣です。
一昨日から当塾では11月中旬にある定期テストのため、テスト対策期間に入りました。
その名も”限界突破週間”。
つい先日までテスト対策をやっていたと思ったら、またすぐに限界突破です。
当塾が「限界突破週間」に入ったお祝いに松戸市が花火を打ち上げてくれました。
(ウソです🙇 昨日は松戸の花火大会でした。)
この1週間は通常通りですが、来週木曜日からは塾生は毎日通塾してテスト勉強になります。みんな大変だけど頑張ろう!
中学3年生にとっては内申点が決まる最後の定期テスト。頑張ってほしいものです。私も老体に鞭打って頑張ります!!!
ということで、エネルギー充填のため、いつものように「ラーメン!」今日は上本郷にある味噌ラーメンの「美春」さんへ
ここのラーメンは麺が美味しい。ごちそうさま〜。
さて、真面目な話に戻します。
定期テストが終われば、塾は一挙に受験モード。ここから2月まで塾教師は眠れない夜が続いていくわけです。私はかれこれ20年、多くの中学3年生を送り出しているわけですが、第一志望に見事合格する者、残念な結果になってしまう者、様々な生徒を見てきています。
※昨年度は全員第一志望校合格でした。←強調!
そうするとだんだん高校入試合格のための条件みたいなものが見えてきます。勉強したか、してないかという類のものではありません。
勉強することはあくまで前提条件です。その上で合否を分ける大事なことがあります。今日はその事を書こうと思います。
中学と高校の違い
高校は公立の小・中学校と違い、様々な学力の子がいる集団ではありません。
自分と同等程度の学力の人たちが集まる場所です。
人それぞれとは言っても、学力差のない子たちの集団では、多くの生徒がほぼ同一の考えを持ち、行動をするわけです。
少しイメージしてみましょう。
まずは、
県立千葉高校の授業。偏差値70以上の子が集まっている授業です。
遅刻してくる子はいますか?
寝てる子はいますか?
忘れ物している子はいますか?
ぼーっとしている子はいますか?
私の予想は全てNOです。
次に固有名詞はあげませんが、偏差値35の高校の授業。
遅刻してくる子はいますか?
寝てる子はいますか?
忘れ物している子はいますか?
ぼーっとしている子はいますか?
私の予想は全てYESです。🙇
言い過ぎかもしれませんが、おそらくみなさんの想像もほぼ一緒だと思います。
さらに考えてみましょう。それぞれの学校の雰囲気の中、
県立千葉に、毎日遅刻し、忘れ物だらけ、授業中は寝ている子がいたらどうでしょうか?
偏差値35の高校に、毎日遅刻せず、忘れ物は一切せず、授業中は集中して取り組んでいる子がいたらどうでしょうか?
良い意味でも悪い意味でも、周りから「浮く」ことになります。
周りから浮いてしまえば、その高校での生活っておもしろくなくなります。
ひどくなれば「いじめ」なんてことにも・・・。
この時期、中学3年生は第一志望校に向けて何とか1でも偏差値を上げようと必死になっています。
しかし今の時期でも
「○○時と勘違いして、遅れました」
「テキスト忘れました」
「いや、今日は疲れてるんで、zzz…」
「ぼー」
こんなことを塾で日常的にやっている子が、第一志望校を偏差値55より上を目指しているとしたら、
「キミ、そんなことやってたら、仮に高校に合格しても高校で浮いちゃうよ」
「キミの行動、偏差値50以下。」
と言いたい。で、残念ながらそういう生徒は入試で玉砕されるケースが多いんです。
勉強よりも大切なこと
学力と普段の素行には、一種の相関関係があります。では普段の素行の良し悪しはどう決まるのか?
それは「自己管理能力」です。
当たり前ですが、学力の高い生徒はこの「自己管理能力」に長けています。
自己管理能力が高くなれば、必然と学力も上がってくるのです。
そして自分を管理していくと自分を変えるしかないという事に気づきます。何か勉強に障害があっても、周りのせいにしない。
ここが大きなポイントなのです。
自己管理ができていない人は、勉強ができないことを周りのせいにします。
「部活を引退したら、勉強する」
これが最たるもの。
こういう人に限って、部活を引退しても勉強しません。部活に代わる違う言い訳探しに明け暮れます。
周りのことは自分では変えることができない。
変えられるのは自分のことだけ。
だから周りのせいにしている人は成長がないのです。
成績も上がりません。
勉強で分かる、分からないは大事なこと。
でもその前に自分の行動を見直し、自分がその高校にふさわしい人になっているか。
なっていないのなら、自分を変える。
そういう事が大切なんです。
結果が出ないのは自分が行動を考えないから。
たった15年足らずで培った浅はかな考えとプライドを守ろうとするから。
高校入試というのは、その高校から入学の許可証をもらうこと。
その高校にふさわしい行動や考えを持てる人だけが入学の許可をもらえるのは当然です。
自分の人生でうまくいかないことを他人のせいにしない。
いくら嘆いても、周りは変わらない。
だから主体性を持ち、自分を変える。
私の塾に通った生徒には、大人になって、同僚と居酒屋で自分の人生がうまくいかないのは
上司のせいだ、会社のせいだと愚痴をこぼす、使えないサラリーマンにはなってほしくない。
受験期を通じて、生徒に身につけてほしいのは学力だけじゃない。
人生をポジティブに生き抜く力だと思う次第です。
では、また。