勉強が嫌になる本当の原因
このブログで10回にわたって、高校紹介をしてきました。
当塾で受験を迎えた生徒たち、保護者の方々があまり選ばなかった高校をご紹介してきたわけですが、
計10回で第2学区・3学区の公立高校は紹介した感じなので、ひとまず高校紹介は終了です。
今、プリモでは小金中と小金北中の生徒がテスト対策『限界突破週間』中!
まだ部活動停止期間ではないので、月〜金曜日の毎日通塾+部活動で
生徒たちは一番大変な期間かもしれません。
生徒のみんなには目標点を書いてもらっています。
『前回より低い点数はダメ』という唯一の条件だけ伝えて、各自に書いてもらったのですが、
ここでひとつ。
生徒たちの目標点を眺めながら、
「う〜ん・・・」と思うことがあって、
それを今回は書いていこうと思います。
勉強が嫌になる原因
生徒たちの目標点を見ると、ある傾向が見られます。
中学1年生のみんなは『初㊗️ 定期テスト』ということで、
『小学校のテストではこのぐらい取れたよね』タイプ。
中学の厳しさをまだ知らずです。
中学2・3年生は2つに分かれて、
ひとつ目は『高い目標を設定するタイプ』
これはイイ。あとは行動だけ。
もう一つは『前回のテストにちょいのせタイプ』😀
成績が伸び悩んでいる子はほとんどこのタイプ。
勉強に苦手意識を持っているからだと思いますが・・・。
そんな『ちょいのせ』をした子に
「もっと、良い点数を目指そうよ。」
と言うと、
「そんなには、ムリ。」
と拒否反応が出るのがお約束。
でも、ちょっと待って!
そんな考え方が、勉強を苦手なものにしてしまっているんだよ。
前回の定期テストで50点台。
そして今回の目標が60点。
私が生徒が書いた目標点を見て思うのは、
「ねえ、その努力って意味ある?」です。
自分なりに努力をして、目標の60点を取れたとしましょう。
自己満足は得られるかもしれない。
でも、50点が60点になったところで、
何も変わらない。
通知表の結果も・・・。
周りの友達の間で『勉強できるキャラ』にキャラ変するわけでもない・・・。
親の『勉強しなさい』攻撃がなくなるわけでもない・・・。
何も変わらない。努力したのに・・・。
中途半端な努力、
自己満足だけの努力が、
どうせやっても、変わらない・・・。
勉強に対する嫌悪感につながっていくわけです。
努力をすることの意味
勉強は学生である以上、最も重要な『評価指標』。
でも中途半端な努力、自己満だけの努力しかしていない子は
成績の良し悪しで、
周りの環境が『激変』することを知らない。
そしてうまくいかないのは周りのせいにする。
でも50点台しか取れない子が、
寝食を忘れて勉強をし、
80〜90点が取れるようになったら、
通知表が上がり、
周りの友達、先生からは『勉強できるね』と称えられ、
親からの『勉強しなさい』プレッシャーは激減する。
自分が変われば、周りが変わる。
自分の望んでいた方向に。
これこそ努力をする意味だよね。
結果が出たからといって、勉強が好きになるとは限らない。
でも、
自分にとって勉強が有意義なもの。
だと言うことはわかるはず。
だって、勉強で結果を出せば、
自分の周りが、こんなにも自分の思い通りになってくれるのだから。
だから
自分にブレーキを勝手にかけないで
一度はとことん努力をしてみよう!
そのために、プリモでは
「毎日通塾OK」
「授業受け放題」
として、その環境を整えています。
努力を一人でするのは大変です。
勉強は基本『孤独』ですからね。
プリモを使って、
定期テスト前だけではなく、
日頃から、そんな『現状を突き抜けるだけの努力』をしましょう。
子ども本人からは、なかなかそんな行動は生まれません。
ぜひ、保護者の方もお声をかけて
お子さんの背中を「ポン」と押してあげてください。
では、また。
2023年06月03日 09:30