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受験勉強ってなんだ|じゅく長日記

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さて、夏期講習会にはいって1週間が過ぎました。

中学2年生の中には部活が終わってから、毎日通塾してくる生徒や

中学3年生には、午後イチから塾に来て、ラストまで勉強している生徒。

プリモ生はみんな頑張っています。



前回のブログで書いた『受験生は1日8時間勉強しよう』というのを中学3年生に投げてみました。

午後イチ〜ラストまで頑張っている子は塾で6、7時間頑張っているので良しとして、

それ以外の中学3年生に投げてみたわけです。

「家でちゃんと勉強してる?受験生は1日8時間は勉強しないとね。」

(生徒、しばし沈黙・・・)

「家で・・・、勉強していません(キッパリ)。」

でもそんな答えを返してきた生徒が言ったのが、

「だって、受験勉強って何をすればいいんスカ?」

なるほど。

確かにやることがわからなければやらないわな。



さらに別の生徒からは

「先生、自分は英語の長文読解が苦手なので、問題集を買ってやった方がいいですか?」

という質問を受けました。




ということで今回はお題にした『受験勉強ってなんだ』について書こうと思います。

この内容は受験生ばかりではなく、

一般学年の生徒、「うちの子に家で何をさせればいいの?」と思っている保護者の方も

知っておいてほしい内容ですので、ぜひ最後まで読んでくださいね。


 

受験勉強なんて特別なことじゃない

受験勉強というと何か特別な響きがありますよね。

定期テスト対策も同様です。

特別な響きに聞こえると、何やら色々な事に手をつけたくなるし、

前述の生徒のように長文読解などの難しい問題に取り組みたくなる。

気持ちはわかります。

でも、やるべきことはたった一つ。

『基礎の徹底』です。

公立高校の入試問題というのは、

上位〜下位まで共通の問題を使う(県立千葉など一部上位校は思考力を問う問題が出ますが)ので、

基本的には教科書レベルの知識があって、それが正確にアウトプットできるかが勝敗を分けます。

しかし、成績が伸び悩む生徒に限って、この『基礎の徹底』ができていないわけです。

小学生の保護者の方からもよく「ウチの子は文章題が解けない」というようなご相談を受けますが、

よくよくその子を指導してみると基礎ができていないことがほとんど。

そもそも応用問題というのは、

基礎のいくつかを使ってステップを踏んで答えを出すわけですから、

応用力の強化=基礎の徹底であるわけです。


こういうことを書くと、多くの生徒・保護者の方は

「基礎はできている。だって平均点ぐらいは取れているし・・・」

と考えがちですが、違います。

基礎の徹底というのは

「基礎を覚えている」では不充分です。

「基礎が定着していて、どんな時もすぐにアウトプットできる。」

これが基礎が徹底できている状態です。



例えば小学生で習った三角形の面積の公式『底辺×高さ×1/2」

おそらく中学3年生なら即座に答えられるはずです。

この状態が基礎が徹底できている状態であって、

「三角形の面積は、えっと底辺かける・・・えっと・・・、・・・高さ÷2」

正解が答えられたとしても、

こんな状態ではだめなのです。



今学習している

英単語

簡単な1行計算

漢字・文法

理科の主要な公式

歴史の年号

地理の用語

などを

基礎が徹底できている状態に
この夏、どれだけ持っていけるか。

これが中学3年生がするべき受験勉強なのです。



一般の学年の生徒も同様です。

成績が残念な生徒は、

単純な英単語を答える1問の問題でさえ相当の時間をかけてしまいます。

「なんだっけな〜」

と長時間考えて、答えをなんとか導き出そうとします。

仮に時間をかけて正解が出たとしても

テストでは時間制限があるわけで、

たった一つの単語を頭から捻り出すのに

5分もかけておこうものなら

その子のテスト結果は散々なものになるでしょう。

1問の問題に長時間かけるよりは、

数秒で答えが出ないならさっさと見切りをつけて、

正解を確認して、

「じゃあ、その単語を覚えよう」と、

憶えることに時間を使うべきです。

 

夏期講習会にはいってから、

中学3年生には英単語と歴史の年号の暗記を課しています。

毎回の英語・社会の授業で小テストを実施していますが、

なかなか覚えられていない。

つまり憶える勉強をしていないのが現実です。



実は多くの子どもが

「憶える」勉強をしていません。

なぜなら、勉強法を教わっていないからです。

多くの子どもが小学生のうちは学校の宿題だけ。

憶える勉強はせいぜい漢字の50問テストの前ぐらい。

でも同じ漢字を書き連ねるだけで、完全に覚えたか、確認もせず、

書いた時に頭に入った断片的な記憶に頼ってテストに臨みます。


中学生になってもやっていることは

同じ。


学校から、塾から、

与えられた課題をこなすのが勉強だと勘違い。

こなしている間の断片的な記憶で

定期テスト、果ては高校受験に向かう。

だから結果が思い通りについてこないのです。



確かにそんな勉強だけをしていても良い成績を取ってくる子はいます。

「元々、頭が良い。」というやつです。

しかし、学力は先天的要素が50%。後天的要因が50%と言われています。

本気で憶える勉強をすれば

先天的な能力だけで好成績を出している子を追い越すことができるのです。

受験生だって、これからいくらでも逆転できるだけの学力を身につけることができます。

しかし今まで通り、塾や学校から与えられた課題を

覚えたか、覚えてないかさえわからない。

ただ課題をこなしているだけ。

そんな勉強では

テスト結果も、志望校合格も、

あくまで運次第となってしまいます。


 

憶える勉強とは

憶える勉強は継続性が命です。

完全に自分に定着するまでは、

何度も繰り返す。
繰り返す。
繰り返す。

毎日
コツコツ。
コツコツ。
コツコツ。


ほら!どうして私(プリモ)が毎日コツコツを言い続けているか

わかりましたか?

そして、覚えたかどうか

必ずテストをする。
ここがポイントです。

自分でテストを作って、

毎日憶える時間を作って、

テストをする。

この繰り返し。

これができれば

あなたの(お子さんの)成績は

劇的に上がってきます。



もうすぐ8月。

今年の夏を
飛躍する夏にしましょう!


では、また。

ブログ用石垣友規人
2023年07月29日 14:41

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