国語がみるみるできるようになる勉強法
新松戸のプリモ個別指導塾 塾長の石垣です。国語を勉強する方法として、『本を読みなさい』とよく言われます。でもこの方法で定期テストの点数が上がったというのを、私は聞いた事がありません。国語は、漢字・語句を覚える事は別にして、勉強法がわからない方が一番多い科目だと思います。実際、学習塾などで国語をしっかり教えられる講師は、ごく一部である事も事実です。ここでは国語の勉強する前の留意点をお話しします。
『本を読めば国語ができるようになる』はウソ
実は多くの方が読書で養われる『読解力』の定義を広く捉え過ぎています。読書によって養われるのは、登場人物への感情移入、共感、場面や情景などの想像力です。この力は国語の問題を解く上で重要な力なのですが、この力だけで正解は導くことができません。なぜなら読書である以上、この感覚は全てが正解だからです。ひとつの小説でも読む人によって捉え方は様々あっていいですよね。しかし学校での国語は単一の解答、登場人物の感情は□□、場面・情景は○○、という答えを探し出す力が必要です。
文章を分解して読む
国語の問題には、正解を導き出す公式が存在します。しかし数学のように『一次関数はy=ax+b』と暗記すればOKという類いのものではありません。正解を導き出す公式をどう覚えていくかが、国語の勉強法になります。文章別勉強法については別の記事でご紹介したいと思います。