定期テストで80点が取れる理科の勉強法
新松戸|プリモ個別指導塾の石垣です。本日は理科の勉強法。理科は暗記しなければならない分野と、理解を必要とする分野が混在している科目です。でも定期テストでも入試問題でも理科は特有の問題傾向があります。これをおさえて普段から勉強しておけば、理科は得意科目になるはずです。その方法をご紹介します。
理科は必ず図と用語をセットで覚える
理科はテストでそのほとんどが学校で行った実験の内容とその結果を問われる問題がほとんどです。しかもその問題はテストでの配点が高いことが多いです。ですから暗記をするにも、ただ用語を覚えるのではなく、問題集に載っている実験の図と、それに関連した用語をセットで覚えた方が、正解しやすくなります。
まずは一問一答で用語を覚える
まずは問題集や学校のワークを使って用語を覚えましょう。一問一答式の基本問題で構いません。このような時あなたはどうやってますか?よく見かけるのが、わからないところがあると、問題集の解説ページや教科書を見て答えを探し、記入するパターンです。これは良い方法とは言えません。確かにやっている本人にとっては勉強をしている実感は感じられるのですが、一問解くのに時間がかかるため、最後の問題を解く頃には最初を忘れています。
私がおススメしているのは、「わからない問題は答えをみて書け」です。一問に時間をかけず、わからないものは答えを見て書く。但しそれを100%出来るようになるまで繰り返して下さい。この方法ですと、必ず覚える事ができます。
用語と図をセットで覚える
用語を大方覚える事が出来たら、次は実験図とセットで覚えるようにします。例えばこんなかんじです。
※ アンモニアを集める実験 :塩化アンモニウム、水酸化カルシウム、上方置換、空気より密度が小さい、水溶液アルカリ性
実験図と用語をセットにしてノートにまとめておいて、これを覚えていけば、用語の関連性もわかります。ぜひ試してみてください。また理科の実験は、ある事柄を実証するために行います。たとえば植物の蒸散を実証する実験。Aの葉は表側のみワセリンを塗る。Bの葉は裏側のみワセリンを塗る。Cは何も塗らない。この実験でA・B・Cそれぞれの蒸散量を計測するのですが、これは植物はどの場所から一番多く蒸散するのか?を検証しているわけです。この実験のそもそもの目的がわからないと、このような実験を問題にされてもなかなか答えられません。ですから、そもそも実験が何を検証しようとしているのかもしっかりおさえておきましょう。