わかる中学公民の勉強法
新松戸のプリモ個別指導塾です。2学期にはいって中学3年生は社会で公民を本格的に学習していると思います。その年ごとに違いはあるものの、社会はどの中学校もその進度が遅れてしまうのが通例です。ひどい年だと10月の今も歴史が終わっていないということもあります。ですから必然と公民は学習期間が短いところに「ぎゅっ」と詰められて、学校の授業が進められます。11月になると行われる2学期の期末テストでは出題範囲が教科書150ページ分なんていうことも…。ですから今からしっかり準備しておきましょう。
公民は自分で学習できる
公民は今を勉強する分野です。普段の生活の中でニュースを積極的に観たり、新聞を読んでみたりすることで普段から勉強材料には事欠きません。例えば、「安倍内閣総理大臣」というような言葉を観たり聞いたりした時に、例えば
「内閣って何?」「総理大臣って何をするの?」
のような疑問を近くにいる親御さんに聞いてみましょう。そんな事を続けていれば、公民は得意科目になるはずです。
勉強法は地理・歴史と少し変えてみる
例えば歴史の勉強を考えて見ましょう。歴史の分野はおよそ2000年以上の日本で起きた出来事を学習するものです。極端な表現をすると「広く、浅く」学習します。ですから年号を暗記したり、大まかな流れを捉える学習をしていきます。だから暗記が効果があるとも言えます。鎌倉時代がわかっていなくても、室町時代の事を暗記さえすればテストで良い点数が取れますよね(本来は時代を超えた流れを学習することが大事です)。
公民は今の日本のしくみを勉強しますので「狭く、深く」です。もちろん暗記するべき項目はあるのですが、それよりも仕組みがどうなっているのか、その仕組みはどういう理由で出来上がったのか、を知ることです。ですから普段、ニュースなどで時事問題を考えることはとても効果的になってくるのです。
公民の学習は日本国憲法から
公民は勉強する順序が重要です。公民は大きく2つに分かれます。政治と経済です。これらを学習する前に、まずは日本国憲法をしっかり学習して下さい。この単元とそれに付随する単元(基本的人権の尊重・新しい人権)が曖昧なまま、政治・経済を勉強しても原則を理解できていないので、覚えにくかったり、定着させられないと思います。
さらに日本国憲法を学習する上で理解を深められるのは実は歴史です。もしも社会が苦手であるなら、歴史全てとは言いません。海外での人権思想の単元と日本の近代史(明治〜第二次世界大戦)を学習し直しましょう。