勉強が苦手なお子さんはほめればやる気があがる。
新松戸のプリモ個別指導塾 塾長の石垣です。「勉強が苦手なお子さんのやる気を上げる接し方」としていくつかご紹介していますが、今回は「褒める」について。
当たり前を褒める
お子さんの勉強のやる気を上げるには、「褒める」事が重要です。
前回ご紹介しましたお子さんを
「認める」⇒「承認」
するには「褒める」ことがとても重要です。 ⇒ 勉強が苦手なお子さんは認めることでやる気が上がるはコチラ
しかし時折、私が教える保護者の方が時折、こんな事を言います。
「ウチの子は、ロクな事をしないから褒めるところがない」と。
下の図を3秒間、見てください。皆さんはどこに興味が向かいましたか?
ほとんどの方が円の空いている部分に目線がいってしまったと思います。
人は「特異」な部分に興味・関心がいきがちです。
人は行動の99%は正しい事をしています。
でもその行動が当たり前過ぎて関心を寄せられないのです。そして残りの1%である悪い行為に関心が向かい、つい怒ってしまったりするのです。
私は塾生たちに
「きちんとノートと筆記用具を準備してくれたんだね。ありがとう。」
「今日が先生との授業だって覚えていてくれてありがとう。」
など、当たり前だと思うことに絶大な褒める言葉を言います。
中学生はさすがに「当たり前でしょ。」と恥ずかしがったりしますが、こんな声掛けが彼らのやる気を引き出している事は実感できます。
お子さんが幼少の頃、当たり前の事がひとつずつできるようになってきた頃を思い出してみてください。
こうして当たり前のことを褒め、お子さんを認めてあげることでお子さんは保護者の方々から認められているという実感をもつようになり、それが自分に対しての自信につながり、嫌いな勉強にも向かっていけるようになってきます。