結果を気にしないとやる気が上がる!
新松戸のプリモ個別指導塾 塾長の石垣です。もうすぐ中学校では中間テストが行われます。そして1週間もたたないうちにテストの結果が返ってきます。この時の保護者の方のお子さんに対する対応が、お子さんのやる気に大きく影響しているというお話です。
テスト結果に過剰な反応をしない
お子さんがテストの結果を持って帰って来た時、皆さんはどういう対応をしていますか?100点を取ってきたらどうしますか?20点だったらどうでしょう?
実は、良いも悪いも点数に対して過剰な反応をしない事がお子さんのやる気を上げるには重要です。勉強は継続することで学力が伸び結果が出てきます。ですから良い結果を出すためには、お子さんが毎日勉強する事が大事で、やる気もそのために上げるのです。
親の関心はプロセスにあると思わせる
お子さんは親が何に関心があるのかとても敏感に察知しています。
もしも親が結果について過剰な反応をしていると、お子さんは「親は自分のテストの結果に関心がある」と考えます。
この場合、勉強を自発的にはしない子になります。なぜなら親は自分の普段の学習(努力)には関心がなく、結果だけに関心があるのだと考えるからです。
ポイントになるのは、お子さんのテストまでのプロセス・毎日の努力が、最大の関心事であることをお子さんに伝えて行くことが、お子さんのやる気を上げるのです。
私は生徒たちのテスト結果を知った時、
「○○点取れる努力をしたんだね。がんばったね。でも目標には届いてないから、次のテストまではどうがんばる?」
というような声かけをしています。そして次のテストまでの日々の努力目標を自ら立ててもらい、それを行っている事に最大の賛辞を生徒に伝えます。これを続けると生徒は、普段の学習を自らやり始めるようになるのです。
お子さんの努力が最大の親の関心事。これをお子さんに理解させることがやる気を引き出すのです。