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勉強のやる気を上げるスケジュールの作り方

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新松戸のプリモ個別指導塾 塾長の石垣です。

昨日から小金中・小金北中では中間テストが行われています。当塾も昨日がテスト対策が最終日ということで、午後の早い時間から夜10:00ごろまで、中学生はほとんど全員塾にこもって勉強していました。そんな中、気になったのが体調を崩している子が多いということです。最近、天気が悪いせいもあるのでしょうが、話しを聞くと「昨日、3時間しか寝てない」など、テスト前の踏ん張りが逆に体調に悪影響を与えてしまっているようです。そんなこともあって、本日は勉強のスケジュールの立て方をご紹介。勉強の『やり過ぎ』はお子さんがやる気を失うきっかけになってしまうというお話です。

テスト前のがんばりは勉強を嫌いにする!?

勉強のスケジュールを立てる時、気をつけたい事があります。私がよく生徒に言っているのは、

「勉強のやる気が出た時に、勉強をやり過ぎるな。」です。

勉強は大変なものです。ゲームをやるより勉強の方が楽しいと思うなら別ですが、長時間の勉強は脳がストレスを受けます。お子さんの勉強に対するモチベーションが上がっていたりテスト前のようにやらざるを得ない状況になると、その時ばかりは頑張れるものの、脳にはかなりのストレスがかかっているのです。ですから保護者の方に気を付けていただきたいのは、このような状況の時にお子さんが長時間勉強することを「やる気があっていいじゃない」と放置せず、適度に休ませることです。

人間の脳はストレスから逃げようという指示を出します。ですからよくあることですが、普段勉強しない→テスト前に徹夜勉強→テスト終了→勉強を全くしなくなる

この悪い循環にハマってしまうのです。お子さんの勉強ぎらいはお子さんの意志ではなくお子さんの脳が指示を出しているのです。この問題に対する解決方法はただひとつ。計画性のある勉強がお子さんを『勉強ぎらい』から解放してくれます。

毎日の勉強が勉強時間を少なくできる

勉強をしても結果が出ない。結果が出ないから勉強時間を増やす。この悪循環は辛いものです。この悪循環は毎日の少しの勉強で克服できます。心理学者のヘルマン・エビングハウスの忘却曲線をご存じですか?忘却曲線(ぼうきゃくきょくせん)は、記憶の中でも特に中期記憶(長期記憶)の忘却を表す曲線で以下のようなグラフになります。

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人は1日でかなりの事を忘れてしまうということがわかります。学校で授業を受けても、その日の内に復習や暗記をしておかないと、翌日にはかなり多くのことを忘れてしまっているということです。その後「忘れ」は緩やかになってきますから、その日学校でやった事を家でその日の内に復習するだけで、大きな効果が出てくるのです。これをやっていないと、結局テスト前にテスト範囲の全てをもう一度記憶しないといけないので、長時間のテスト勉強が必要となり、長時間やると、勉強が嫌になり、さらに勉強の効率が悪くなってしまいます。テスト前の「徹夜」は最悪です。

毎日の勉強なんて億劫、部活や習い事で疲れている時ぐらいやらなくても…。そんなお子さんに勉強をさせるのは難しいですよね。でもそこをちょっとだけがんばって勉強をやらせてみてください。結果的にお子さんの勉強時間を少なくしていく(効率的)にしていくことにつながっていくのです。

2018年09月26日 09:18

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