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小学生のうちから「数のセンス」を身につけよう

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新松戸6丁目で地域密着、プリモ個別指導塾のともちゃんです。

10月になっても夏のような日が続くと思ったら急に涼しくなりましたね。
風邪ひきそう…と思ったらすぐ休養を取りましょう!

最近のブログが中学生向けの記事が多かったので、今日は以前書いた小学生向け(小学生のお子さんをお持ちの方向け)の記事を書き直してみました。

 

小学校の算数で生徒が苦手とする単元はこれです!


以前の記事で、二学期は勉強が難しくなると書きました。
小学校の算数が苦手になってしまう時期として、よく挙げられるのが小4です。
「小4算数の壁」という言葉もあるくらいなのです。

なぜなら・・・
小3くらいまでは一つの答えを出すことを求められていましたが、小4からは答えが出てもそこからさらに考える必要があるのです。
計算力だけでなく思考力が問われていく問題が増えていきます。

そのつまずきの原因になってしまう単元は「およその数(がい数)」です。
小5や小6でも中学生でも、苦手とする生徒さんは多いように思います。

「およその数」は小4でもうすぐ新しく習う頃だと思います。
(億や兆といった大きい単位が出てきて、それをがい数で表してみようという単元です。)

でも、すでにその概念が別の単元でいつの間にか登場しているのです。
それは「2けたの数でわるわり算」です。
この単元でも実は「およその数」の考え方を使います。

例えば687÷18というわり算の手順で考えてみます。
はじめに「68÷18」を考えますが、大人であれば「68は大体70、18は大体20、だから70÷20で商に見当をつける」となります。
でも子どもたちは「大体いくつ」のように、数を大体でとらえることをしてきていません。
割り算の商に見当をつけると言われても「??」となり、筆算に時間がかかってしまうのです。

また、がい数の問題でもどこを四捨五入するかで間違えることが多くなります。

例えば
①「44932の百の位を四捨五入してがい数にしなさい」
②「44932を、四捨五入をして上から2けたのがい数にしなさい」という問題で考えてみます。

①は百の位が「9」なので四捨五入して0になり、千の位に1くり上がり答えは「45000」です。
※四捨五入はわかっていても、「45032」のように十の位と一の位を0にするのを忘れるミスがあります。
②は「上から2けたのがい数」→「上から3けた目を四捨五入する」となり、こちらも答えは「45000」です。
※上から2けた目を四捨五入して「40000」としてしまうミスがあります。

大人でもこんがらがってしまいそうです。
この単元では一つひとつ「どこの位を四捨五入するのかな?」と確認していくことで、だんだん慣れていきます。

そもそも「がい数」とは、今の言葉で言うと「ざっくりした数で表すこと」だと思います。
数を「大体の数に丸めて表す」この感覚は、がい数の問題を解くこと以外でも身につけることは出来ます。

その方法は…
 

日常生活で出てくる数に「大体いくつ?」か考える機会を増やしてみましょう!


例えば、

「いま3時38分、大体3時何分?」(3時40分)
「ということは4時まであと大体何分?」(4時まであとだいたい20分)

「お年玉の合計が今年は1万6000円だったけど、約何万円?」
(△万円で答えるということは一万の位までのがい数で答えるのだから、千の位を四捨五入して約2万円)

このあたりがスムーズに答えられれば、買い物に行ったときなどにもこんなことも考えられます。

「500円買うと1回くじ引きができるけど、324円のクッキーと118円のスナック菓子と197円のせんべいを買うと、くじ引きできるかな?」
(十の位を切り捨てて少なく見積もると、300+100+100=500円、だからくじ引きできる)

「いま400円しか持っていないけど、96円のガムと74円のラムネと197円のチョコレートは買えるかな?」
(切り上げて多く見積もると、100+100+200=400円、だから買える)

実際にこのような問題は教科書にも出てきます。

切り上げか切り捨てかは覚えるというより、「どっちにしたほうが困らないか(損しないか)」を実感できるかにかかっていると思います。
(買い物に来たけど「お金が足りなかった」、お金を払ったけど「ポイントカードのポイントが思ったほど貯まらなかった」…だとショックですよね)

このように、「大体」「およそ」「約」を考えるのは暗記ではないので、数のしくみの理解に役立ちます。
低学年なら四捨五入を習っていなくても、「8ってピッタリの数字だと何に近い?」「10!」みたいなやり取りから始めるとよいと思います。
(一の位がゼロになるとピッタリという感覚も大切です)

キャッシュレスの時代になっても、「見当をつける」「見積もる」力は必要です。
毎日の生活で数に注目できるような体験があると、子どもの「数のセンス」はいつの間にか身に付きますよ!

 
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