小学6年生の中学準備|入学前にやっておきたい3つのこと【2026年版】
小学6年生の中学準備|入学前にやっておきたい3つのこと
新松戸のプリモ個別指導塾、塾長のいしがきです。
小学6年生のお子さんをお持ちの保護者の皆さんは、中学校への進学に向けて、少しずつ準備を考え始める時期ではないでしょうか。
「中学校の勉強についていけるだろうか?」
「英語や数学が急に難しくなると聞くけれど、大丈夫?」
「今のうちに何を勉強させておけばいいの?」
そんな不安を感じている方もいらっしゃると思います。
小学校から中学校への進学は、子どもたちにとって大きな環境の変化です。教科ごとの先生による授業、定期テスト、部活動など、これまでとは違う生活が始まります。
そして、学習面でも大きな変化があります。
ただし、中学校に入る前から難しい問題を先取りして勉強する必要はありません。
大切なのは、小学校で学んだことをしっかり身につけ、中学校でも自分で学習を進められる土台をつくっておくことです。
今回は、これまで多くの小中学生を指導してきた経験から、小学6年生のうちに取り組んでおきたい3つのことをご紹介します。
① 英語|小学校で習った単語と表現を復習しよう
中学校に入ってから、勉強の難しさを感じやすい科目の一つが英語です。
現在の英語教育では、小学5・6年生で英語が正式な教科となっており、中学校の授業も小学校で学んだ内容を土台に進んでいきます。
そのため、以前のように中学校でアルファベットからすべてを一から学び直す、というイメージでいると戸惑うことがあります。
特に気をつけたいのが、「聞けば意味が分かるけれど、文字を見ると読めない」「英語を話すことはできても、書くことが苦手」という状態です。
小学校では英語に親しむ活動が多く、中学校ではそれに加えて文の仕組みを理解したり、英文を読んだり書いたりする力が求められます。
01. まずは、基本的な単語を確認する
中学入学前に取り組んでほしいのは、小学校の教科書に出てきた単語の復習です。
例えば、曜日、月、数字、食べ物、教科、身近な動作を表す言葉などです。
最初から難しい単語を覚える必要はありません。
まずは、よく使う単語を見て意味が分かるか、声に出して読めるかを確認しましょう。余裕があれば、基本的な単語を書いてみる練習もおすすめです。
02. 英文は意味とセットで覚えよう
単語だけでなく、小学校で習った表現も大切です。
例えば、
- I like soccer.(私はサッカーが好きです)
- I can swim.(私は泳ぐことができます)
- What do you want to do?(あなたは何をしたいですか?)
こうした英文を、どんな場面で使うのか、どんな意味なのかを確認してみてください。
中学校に入る前から難しい文法用語を覚える必要はありません。
英語を見たり聞いたりしたときに、意味が分かること。
そして、基本的な英文を自分でも使えること。まずはそこを目標にしましょう。
② 算数|答えだけでなく、途中式を書く習慣をつけよう
小学校では算数が得意だったのに、中学校に入ってから数学で苦労する。これは、決して珍しいことではありません。
中学校の数学では、正しい答えを出すだけでなく、式の意味を理解し、筋道を立てて考えることがますます重要になります。
そこで、小学6年生のうちに身につけてほしいのが、途中式を書き、自分の考え方を説明する習慣です。
01. 例えば、こんな問題です
□ × 7 = 35
□に入る数はいくつでしょうか。
もちろん答えは「5」です。九九を覚えているお子さんなら、すぐに答えられるでしょう。
ここで、ぜひお子さんに聞いてみてください。
「どうして5になるの?」
「7×5=35だから」と答えられれば、かけ算の関係を理解していることが分かります。
さらに、「35÷7=5だから」と、わり算を使って求める方法も説明できれば、より深い理解につながります。
大切なのは、どちらの答え方が正しいかではありません。
答えを出した理由を、自分の言葉や式で説明できるかどうかです。
中学校では、こうした考え方が文字式や方程式の学習につながっていきます。
02. 分数と小数の計算は必ず確認しよう
もう一つ、入学前に確認しておきたいのが分数と小数の計算です。
中学校では、正負の数、文字式、方程式など、新しい内容を次々と学習します。
そのとき、分数の通分や約分、小数の計算があいまいなままだと、新しい考え方を理解していても計算でつまずいてしまいます。
特に確認しておきたいのは、
- 分数のたし算・ひき算・かけ算・わり算
- 小数の四則計算
- 割合の基本
もし苦手なところが見つかったら、無理に中学校の内容を先取りするよりも、まずは小学校の内容に戻って復習することをおすすめします。
中学校の数学を得意にするためには、小学校の算数を確実にしておくことが近道です。
③ 学習習慣|毎日少しずつ、自分で考える時間をつくろう
私が中学入学前の準備として、特に大切だと考えているのが学習習慣です。
中学校に入ると、授業の進み方だけでなく、生活そのものが大きく変わります。
新しい友達、新しい先生、部活動など、慣れない環境で毎日を過ごすことになります。帰宅したときには、すっかり疲れている日もあるでしょう。
そんなとき、中学生になったからといって突然、「毎日1時間勉強しなさい!」と言われても、なかなか続けられるものではありません。
だからこそ、小学生のうちから、毎日少しでも机に向かう習慣をつけておくことが大切なのです。
01. 最初は15分でも構いません
例えば、学校の宿題とは別に、毎日15分だけ復習する時間をつくってみましょう。
月曜日は算数の計算、火曜日は英単語、水曜日は漢字というように、内容を決めて取り組んでもよいと思います。
ここで重要なのは、長時間勉強することではありません。決まった時間に机に向かい、自分で取り組むことです。
15分が無理なく続くようになったら、少しずつ時間を増やしていけばよいでしょう。
02. 分からない問題に出会ったときが大切
もう一つ、意識してほしいことがあります。それは、分からない問題が出てきたときの取り組み方です。
分からないからすぐに答えを見る。あるいは、誰かに教えてもらうまで何もしない。
こうした習慣がついてしまうと、中学校で学習内容が難しくなったときに苦労することがあります。
もちろん、分からないことを質問するのは大切です。ただ、その前に、
- 「教科書のどこに書いてあったかな?」
- 「前に解いた問題と似ていないかな?」
- 「ここまでは分かるけれど、この先が分からない」
と、自分で考える時間を持ってほしいのです。
自分で考え、調べ、解いてみる。
この経験を積み重ねることが、中学校に入ってからの学習を支える力になります。
03. 学校の授業での学び方も確認しよう
家庭学習だけでなく、学校の授業をどう受けているかも大切です。
ノートやプリントを見るときには、答えが書いてあるかだけでなく、考え方や大切なポイントが残されているかを確認してみてください。
ただし、最近はタブレットやプリントを使った授業も多いため、ノートの量だけで授業への取り組みを判断することはできません。
「今日は学校で何を勉強したの?」
「どんなことが分かった?」
と、お子さんに聞いてみるのもよい方法です。学んだことを自分の言葉で説明することも、大切な復習になります。
中学校の準備は、難しい勉強の先取りではありません
ここまで、中学入学前に取り組んでほしい3つのことをご紹介しました。
- 英語:小学校で習った単語と基本表現を復習する
- 算数:計算の基礎を固め、途中式や考え方を説明する
- 学習習慣:毎日少しずつ、自分で考えて学習する
どれも、特別に難しいことではありません。
ただ、こうした基本的なことを小学生のうちから身につけているかどうかで、中学校に入ってからの学習の進めやすさは変わってきます。
プリモでも、子どもたちが「分かった」で終わるのではなく、「自分でできる」ようになることを大切にしています。
中学校に入ってから慌てるのではなく、今できることから少しずつ始めてみてください。小学6年生の皆さんが、自信を持って中学校生活をスタートできることを願っています。
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新松戸南小・新松戸西小・横須賀小のお子さまを中心に指導しています。
この記事を書いた人
石垣 友規人
プリモ個別指導塾 塾長
千葉県佐倉市生まれ。これまで1,000名以上の生徒を指導。心理学やコーチングの考え方を取り入れ、生徒が自分で考え、自分で問題を解けるようになる指導を大切にしている。2018年にプリモ個別指導塾を開校。「授業を受けるだけで終わらせない」学習環境づくりに取り組んでいる。JDAP認定チャイルドコーチングアドバイザー資格保持。



