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九九はできますか?

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突然ですが小学2年生以上の生徒さんに質問です!

「九九はできますか?」

おそらく多くの人から「できます!」と返ってきそうですが・・・
なぜこんなタイトルなのか、ぜひ続きをお読みください。
 

「基本が出来る」とは?


よく保護者の方から「うちの子は基本は出来るのですが応用問題になると出来なくて…」というお声をお聞きします。

実はこれ、半分正しく半分間違っているんです…
「基本は出来る」=「正しい答えが出せた」「テストで正解した」とするのは危険です。
なぜならその「正しい答え」を出すのに、ものすごい時間がかかっているかもしれないからです。


タイトルの「九九はできますか?」で8×6を出すのに10秒かかって正解を出していたら、「はちろくしじゅうはち」と1秒で正解を出した人と同じように「基本は出来る」と言えるでしょうか?
※ちなみに8×6のミスが一番多かったです。学年が下の生徒だけでなく、残念ながら5、6年生でも「42」とするミスが見られました。

また、問題の答えを出すのに時間がかかっていたら、制限時間があるテストで解き終わることが出来るでしょうか?

「基本は出来る」とは「正しい答えを反射的に出せる」です。

もちろん計算は速いけど答えが間違ってばかりなのはダメですが、どんな科目や問題でも「素早く正確に」出来ることを目指しましょう。
これって普段から意識していないとできないことです。
家庭学習でタイマーを付けながら「今日はこのページを10分以内でやってみよう」「今日はこの計算ドリルを5分でできた」とやってみるのもゲーム感覚で良いかもしれませんね。
保護者の方も「短い時間で解くことが出来てすごいね、頑張ったね」と褒めていただきたいと思っています。


 

即答できるレベルを目指そう


くり上がりのあるたし算・くり下がりのあるひき算が苦手な生徒さんは、まずは小学校1年生で習う「いくつといくつで10になるか」を即答できるように練習しましょう。

ちなみに私は小学校1年生の時に家で「お手玉くらいの大きさのボールを投げられて、それを受け取るまでに答えを言う」という方法で、「いくつといくつで10になるか」とたし算のくりあがり・ひき算のくり下がりを練習した記憶があります。
例えば「8」と言ってボールを投げられたら、受け取るまでに「2」と言うルールです。
それが即答できるようになったら「8+5」とボールを投げられても、瞬時に5から2を8にあげて10にして、残りが3だから「13」になる計算がボールを受け取るまでに出来るようになります。
これを繰り返していると「8+5=13」を覚えてしまうのです。
(最後はすぐ近くからボールを投げられたり速いボールが飛んできたりした覚えがありますが、この練習のおかげで算数の計算で困ることはありませんでした…両親に感謝です)

くり上がりのあるたし算・くり下がりのあるひき算も九九と同じように覚えておく必要があるのですが、算数が苦手な人はそのあたりがあいまいになっている傾向が見られます。
指を使って計算しているお子さんは正解は出せると思いますが、それは「基本はできている」に入らないので注意です。


かけ算(九九)が苦手な生徒さんは言えるようになるまで練習しかないですが、例えば3のだんを言っているときに答えが3ずつ増えている感覚をつかむ必要があります。
また、小学3年生以上なら同時にわり算の練習をするのが効果的です。
例えば9×5は「くごしじゅうご」と即答できるかもしれませんが、45÷9で時間がかかっている場合がよくあります。
これは「くいちがく、くにじゅうはち・・・」と9のだんを始めから唱えているからです。

さきほどのたし算・ひき算と同じで、45と9の数字を同時に見たときに「くごしじゅうご」と言えるまで練習すると、九九の覚えが速くなります。
九九は言えるけどあまりなしのわり算に時間がかかっている場合、実はまだ「九九は完璧」とは言えないのです!

というわけで算数では、くり上がりのたし算・くり下がりのひき算・かけ算(九九)・わり算が即答できて「基本はできている」と言えます。

小学生のお子さんをお持ちの保護者の方は、お子さんの計算が正確に出来ているかだけでなく、速く出来ているかも見てあげてくださいね。
ちょっと心配…という場合、100マス計算のドリルやアプリを毎日の家庭学習のルーティーンに取り入れるのも良いと思います。


 

中学生にも同じことが言えます!


今回は九九などの計算を中心に書いていきましたが、中学生のみなさんも「答えをすぐ出せる状態」が「できた」といえるのです。

「え~っと、こういう時はどうやってやるんだっけな…」
「あれ?これって何っていうんだったっけ?」
というような状態だと、その知識は自分の武器になっていません。
すぐに取り出せるようになっていないということは、テストで時間が足りなくなり使い物にならないということです。

どの科目にも基本問題ってありますよね。
英語なら単語、数学なら計算、国語なら計算、理科や社会なら一問一答形式の問題…

「勉強したはずなのになぜか点数に結びつかない」という人は、これらを即答できるレベルまで持っていくことを目指しましょう。
出来る問題の数が増え、出来る問題の種類が広がりますよ。
(1問を解く時間が短縮できるようになると、別のことを覚える時間が増えることにもつながります!)
 
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