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2学期は勉強内容が難しい!? ~2024年ver.~

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新松戸6丁目の地域密着塾、プリモ個別指導塾のともちゃんです。
夏休みもあと残りわずか、生徒の皆さんは学校の宿題はもう終わってます・・・よね⁈
みなさんそろそろ2学期のことが気になり始める時期なのでしょうか、最近アクセス数がじわじわ上がってきた以前の記事を一部書き直しました。
ぜひお読みくださいね!


どの学年も2学期の単元は難しくなります!

 
小学生も中学生も、「2学期の学習内容を身につけられるか」が今後のカギを握っているのです!
なぜならどの学年も1学期より難しい単元がたくさん控えているからです。

 
小学校は算数で例を挙げると・・・

小4はわり算(2けた÷2けた、3けた÷2けた)、がい数(およその数)、分数(真分数、仮分数、帯分数)
「小4の壁」と言われている「2けた以上の数でわるわり算」「がい数(およその数)」でつまずく生徒が多いので、数の概念(その数がだいたいいくつくらいなのか・その計算がだいたいいくつくらいになりそうか)をつかむことが大切です。

小5は倍数と約数、分母が異なる分数のたし算とひき算、面積の求め方(三角形など)、速さの表し方(道のり・速さ・時間の関係)
→倍数と約数はそのあと出てくる分数のたし算・ひき算でたくさん使います!
小5の2学期・3学期の単元を理解できるかで中学校の数学の成績が決まるといっても過言ではありません。(中学生で数学が苦手な生徒のほとんどは小5で習う算数の単元が苦手です)

小6は拡大図と縮図、円の面積、角柱・円柱の体積、比例と反比例、並べ方と組み合わせ方
 →1学期までに学習した計算方法は身についていますか?(特に分数の計算が苦手な人は小学校のうちに何とかしておく必要があります)上記の単元は全て中学1年生・2年生でまた出てきますが、その時に「こんなの習ったっけ?」とならないよう、今のうちにしっかり身につけてすぐ使えるようにしておくことが大切です!


中学校は数学で例を挙げると・・・

中1は1次方程式の解き方、比例と反比例、平面図形
→1学期に学習した文字式が正確に解けるか、一次方程式の利用では文字を使って自分で式を立てられるかにかかっています。1学期の計算が得意だった人も2学期でつまずき始める人が出てきます。
(夏期講習会で復習単元を教えていて毎年感じるのですが、中学2・3年生で数学が苦手な人は1次方程式と比例・反比例がお手上げ状態です。基本問題は絶対におさえておきましょう。)

中2は一次関数、図形と証明
→ひたすら計算が続いた1学期までとは異なり、一次関数や図形の証明問題は論理的思考力が必要となります。中2の2学期で数学が苦手になる人続出。

中3は二次方程式、二乗に比例する関数、相似、三平方の定理
今までの計算力が問われます(特に1学期に学習した平方根が使いこなせるかがポイントです)。関数は中1・中2で学習済みの比例・反比例、一次関数とセットで出題され、入試でも必ず問われる単元です。
 

小学校の単元はどれも中学校の基礎となるものばかりです。
中学校の単元も一つ前の学年や1学期で習ったことの応用となるものが多いです。
数学を例に挙げましたが、中学校はどの学年も数学だけでなく英語も難しくなります。
(中学校は2021年度から教科書が改訂されたのですが、中学校で学習する英単語の数が1200語→1600語~1800語に増えたのと高校で学習していた文法単元が中学に移ってきたため、どの学年も英語の教科書がこれまでとは格段に難しくなっています)
 
特に中1は要注意!
1学期は中学校の勉強に慣れるためにゆっくり授業が進むこともありましたが、2学期は授業が進むスピードが速くなり、内容も難しくなります。
 
・・・と、ここまで読んで、「え~、もっと難しくなるの?!」「ついていけるか不安…」と思った人も多いかもしれません。
決して脅しているわけではないのです。
2学期に「重要な単元が出てくる」ことを知っておいたうえで、良いスタートダッシュを切れるように、そろそろ2学期の準備もしていきましょうということです。

小金中学校は9月に定期テスト(いわゆる2学期中間テスト)がありますが、テストまであと1ヶ月を切っています!
6月末~7月半ばまでに習った内容を夏休みの間にしっかり復習できたかが問われますよ。
新松戸南中学校は次の定期テストが11月なので、1学期とは比べ物にならないくらい試験範囲が広くなります(約3.5か月分の学習内容が試験範囲)!
「ワークはあとでまとめてやろう」なんて考えたらアウトです。テストが無い時期も日頃の復習はしておきましょう。
 

苦手なものはそれに「出合う回数」が重要!


苦手だからと言って思いついたときに1日何時間もかけて取り組むより、短い時間でも毎日取り組むほうが記憶に残りやすいです。
毎日でなくても1日おき、2日おきに同じような問題に出会うと、脳が「またこの問題か!」「これはそんなに重要なことなのか」と受け取ってくれて、脳の「重要BOX」に保存しておいてくれるそうです。
そして脳が覚えたいことをこの「重要BOX」に入れてくれれば、私たちはそれをパッと取り出しやすくなるので、問題を解くときに役立つというわけです。

自分のことになりますが、私は妹が2人いたので小学校~中学校は晩御飯を食べるまでの時間を姉妹3人の「勉強タイム」にしていました。
宿題があろうとなかろうとその日にやったことを教科書を見直して思い出したり、問題を解き直したり、小テストが近ければその勉強をしたり・・・
今思い返すと、この取り組みは「覚える」というより「忘れづらくなる」のに役立ってたような気がします。

そんなに長くない時間なので、じっくり問題に取り組むというよりは「漢字の練習」「計算の練習」「英単語の暗記」のようなものにあてていました。
それを毎日やっていると、すっかり忘れてしまって最初から覚え直さないといけないことが少なくなります。

こういう「決まった時間に勉強タイム」を毎日とるほうが、テスト前日に何時間もかけて勉強しなくて済みます。
(石垣塾長がよく「1週間で毎日1時間ずつ勉強するほうが、1日に7時間勉強するより覚えられる。だから毎日コツコツが大事!」と言っているアレです。)

我が家の姉妹は机でじっくり勉強するのが苦手(もちろん中学生になればみんなそれなりに机に向かいましたが…)だったので、リビングに勉強道具を持ち込んでかたわらに置いてチラチラ見ながら漢字や英単語を覚えるタイプでした。

妹たちはテレビを見ているときCMの間に暗記モノをすすめたり、ドライヤーをしながら片手に英単語を覚えてましたね(ドライヤーしている時間をを暗記タイムにあてるのは大人になってから私もよくやってます)。
私は中学生・高校生の頃、社会の年号や用語・理科の化学式や化学反応式を覚えるのが苦手だったので、覚えたいことを紙に書いてジップロックに入れて風呂に持ち込んで入浴中に覚えたりしました。

1回で何かを覚えようとするから大変になり、そこから勉強が苦痛なものになってしまいます。
どうせ嫌いなものを食べなくてはいけないなら、みじん切りに刻んで少しずつ食べればつらくないですよ!

「宿題が無いときに何をやればいい?」という生徒さんや「宿題が無いときに何をやらせればいい?」という保護者の方は、多くなくて良いのでぜひ3日前~今日までに出てきた漢字や英単語を覚えて書けるようにする・解いた問題をもう一度やるようにしてみて(やらせてみて)ください!
まだギリギリ覚えていることが多く、そんなに時間がかからずに「そうだ、これはこうやってやるんだった」と思い出すことが出来て、忘れそうだったものを忘れないで済むのでおすすめです。

「勉強」っていうと、じっくり机に向かって何時間もやるものというイメージを持たれがちですが…勉強は「覚えること」「覚えていることを増やすこと」「覚えたことを使えるようにすること」なんです!
漢字テストや英単語テストなども前日に長い時間をかけてやるのではなく、「朝、登校するまでに覚えて、最後に1回テストしてみる」「寝る前に覚えて、最後に1回テストしてから寝る」などを積み重ねるのも立派な勉強です。
 

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2024年08月27日 14:00

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